【The Pen Friend Club、初の7インチアナログシングル発売記念】Gt/Vo平川氏、シングルカットされた7インチ・アナログ盤2枚について語る
7" Single for Record Store Day
セカンド・フル・アルバム『Spirit Of The Pen Friend Club』が各方面から大絶賛の嵐となっているThe Pen Friend Clubが満を持して初のアナログ盤となる2枚の7インチシングル『I Like You / Wichita Lineman』『Tell Me (Do You Really Love Me?) / The Monkey's Uncle』をリリース。
このリリースを記念して、バンドのブレインでもあるGt/Voの平川氏より、アカデミーをご覧のみなさまへ特別コメントが到着しました。
ザ・ペンフレンドクラブの平川雄一です。こんにちは。
今回は3月、4月と発売されるペンフレンドクラブの2枚の7インチ・アナログ盤について語る、ということでパワーポップアカデミーさんのページに少し執筆させていただきます。
元々2ndアルバムの発表と同時期にHMVさんから「7インチを出しませんか」とお声がかかって、7インチ化の話が進んで行きました。
その後ディスクユニオンさんからも同様のオファーがありまして、結果的に2ndアルバムから2枚、シングルカットされることになった次第です。
いずれも僕がアートワークを担当、24bit48kHzの高音質マスターを使用しております。
そしてMONOミックスです。やっぱりMONOじゃないと。笑
僕が「こういう類の音楽」が好きになったのも振り返ってみればやはりアナログ盤が最初でして、
父方の祖母の家に何故か米盤のビートルズのLPがたくさんあったんです。
その中にあった『ホワイトアルバム』の「ヘルタースケルター」を聴いてビートルズに目覚めたんですね。15、6歳くらいの時。
すぐにコロムビアのポータブルレコードプレーヤーGP-3Rを購入して、アナログ盤でビートルズを毎日のように聴いていました。
ビーチ・ボーイズのLPボックスセットに入ってる「BRIAN WILSON PRODUCTIONS」収録の『Guess I'm Dumb』をそれこそ擦り切れるほど一日中聴いてたり...。(実際、盤そのものは擦り切れたりはしないそうですが。)
昨今、日本でもアナログ盤ブームと言われていますが、もっと盛り上がって欲しいですね。
中古はたくさんあるけどやっぱり新品も売れた方がいいのではないかなあと。
作り手側がもっと気軽にアナログ盤を製作しやすい環境が出来て欲しいですね。
国内にもっとたくさんプレス工場、会社が出来るといいのになあ...。
(そもそもプレス機を作る機械がもう無いらしく、なかなか難しいのだそうですが。)
とにかく今回、自分のプロデュースしたバンドのアナログ盤をとてもいい形で、しかも2枚も出してもらえたことは本当にありがたいことです。
アートワークもサウンドも満足のいくものに仕上がっております。いずれも限定盤ですので是非お早めにご入手くださいませ。
さらにこれらがレコード・ストア・デイを盛り上げる材料になれれば嬉しい限りです。
ザ・ペンフレンドクラブ 平川雄一
・HMV盤(限定300枚)『Tell Me (Do You Really Love Me?) / The Monkey's Uncle』品番:HRS-0009
・ディスクユニオン盤(限定400枚)『I Like You / Wichita Lineman』品番:SZDU-0001
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Mar 30, 2015