Akihiro Uchida's Best Album of 2014/内田 晶悠 2014年ベストアルバム
POWERPOP ACADEMY ライター
2014年はベテランと新人のアーティストが際立っていたように思います。ベストに挙げたSolicitorsは、既出の曲が多く人によっては新鮮味が薄かったかもしれませんが、個人的には突出していましたね。でも、3位以降は全部ダンゴ状態です。全部良かった!次点は、Ransom and the Subset、The Legal Mattersなどです。
<内田 晶悠>
1 The Solicitors / Blank Check
ぶっちゃけ、1位なのにあまり言うことがない笑、恐るべき完成度。ケチをつけるとしたらジャケットくらいかな。
2 The CRY / Dangerous Game
よりロックンロールになった2nd。Exploding Hearts色は薄くなったと思いますが、1stより好きです。「Smirk」「Shakin」「Seventeen」の三連発は超強力。3 The Bobbleheads / Make Yourself Happy
キャッチーで元気になれる、パワー・ポップの王道的サウンド。けっこうベテランっぽいですが、今まで聞いたことなかったのは迂闊でした。4 The Tripwires / Get Young
シアトル・オールスターズの3作目。今まで以上にパブ・ロック色が強いのでは。メロディにちょい癖がありますが、ハマります。5 Sunday Sun / We Let Go
満を持してリリースの1st。センス抜群で華もあり、個人的にはもっと売れて欲しいバンド。「天下獲っちゃえよ」って言いたくなります。6 Aerial / Why Don't They Teach Heartbreak At School?
えっ、AerialってあのAerialですか?って思ってしまった驚きの復活作。内容も彼らのイメージそのままで素晴らしかった!再生回数は1番かも。7 Weezer / Everything Will Be Alright In the End
意味深なタイトルのMVを見て、即手に入れました。ラストのメドレーなどからはベテランらしさも感じるし、原点回帰と貫禄を両方感じさせる1枚。8 The Jeanies / The Jeanies
2014年1番の驚き。Records、Pezband、20/20、Plimsoulsなどの70~80年代ファンは是非とも手に入れるべきです。かっこいー。9 Phonograph / Phonograph Vol 1
哀愁たっぷりな1st。1枚目からこんなに枯れててどうするって突っ込みたくなります笑。しかし、完成度が高く文句のない作品です。10 Secret Powers / Secret Powers 6
彼らにしては間隔のあいた6th。曲数も少なく、難産だったのかな?とはいえ、それでも高水準を保ち続けるのはさすが。安定感抜群です。1
Jan 27, 2015