【INTERVIEW】ピュアポップソングの王子に突撃！A Great Big World来日記念ドキドキインタビュー
Interview with A Great Big World
ポジティブな曲を書かなきゃいけないって思ってる
── 次はブレイクのきっかけについて教えてください。確かGleeで「This Is The New Year」が使われたんですよね。Gleeとはどういう風に繋がったんですか？
Ian： あの曲はずっと前に書いた曲なんだ。当時Gleeは新しい番組で僕らは大好きだった。だから僕らはGleeに曲を提供したいって思ってたんだよ。でもGleeに曲を提供するなんてすごく有名じゃないとダメなんだって思い込んでいたんだ。だけど実は全く逆だったんだ。Gleeで使われた時は僕らの曲だって誰も知らなかったよ。
Chad： ちょうどバンドを結成した時だったんだ。
Ian： Gleeはちょうどこれからブレイクするようなバンドを探していたんだよ。絶妙なタイミングとたくさんの幸運が重なって僕らの曲を選んでくれたんだ。それから僕らの夢がスタートしたってわけさ。。
── アメリカではGleeってどんな人が見る番組なんですかね？やっぱりティーンが多いのかしら？
Chad： うん、ほとんどがティーンだと思うよ。でも一部のライブハウスの人とかポップミュージック好きの人達も見ていると思うよ。
── 日本だと最初はケーブルテレビでしかやっていなかったんですよ。だから僕らみたいなポップナードが最初に食いついたんだと思います。でも内容が結構すごいなぁ、と。「本当にアメリカのティーンはこういうのみるのか？」って。ティーンが「Don't Stop Believin'」みたいな古い曲を聴くの？ってのもあるんですけど、エピソードの内容がゲイの話とかイジメの話とか、妊娠しちゃう話とかがあって、日本のティーンにはショッキングじゃないかしらと思うんです。でもそれをポップソングですごくきれいに仕上げていてちゃんと向き合っていくような内容になっていてそこが好きなんですよ。A Great Big Worldも「Everyone Is Gay」って曲があるじゃないですか。だから僕の中ではもう最初からGleeとA Great Big Worldがリンクしていて・・・。
Chad： ありがとう！！あれは特別な曲なんだ。everyoneisgay.comっていうサイトを運営している友達がいて、そのサイトはセクシャリティに対する悩みについて子供たちにアドバイスをするサイトなんだ。その友達からゲイソングを集めたコンピレーションアルバムに曲を書いてくれないかって言われて出来上がった歌なんだ。いじめられたり混乱していたり理解されない人たちの事を歌った曲で、凝り固まった誰かが決めた白か黒みたいにどちらかに所属していなくてもいいじゃないか、真ん中でもいいじゃないかってメッセージを込めた曲なんだよ。だからあの曲がGleeぽいって言われるのはすごくうれしいよ。
Ian： 僕たちはポジティブな曲を書かなきゃいけないって思ってるんだ。希望や喜びや愛をテーマにした曲をね。Everyone Is Gayは愛をテーマにした曲なんだよ。
── Gleeの新しいエピソードでA Great Big Worldの「Rockstar」が使われた回がありましたよね？Adam Lambertが歌ってて。彼のアレンジはどうでした？今回Summer Sonicに奇しくも彼がQUEENのボーカリストとして一緒に来日となったわけですが、彼とはバックステージで話したりしたんですか？
Ian： まだ会えていないんだよ。今日もしかしたら会えるかも？でも今日帰っちゃうって言ってたからどうかなぁ・・・。
Chad： あれ！？日本ではまだあのエピソードは放送されていないよね？
── フフフフ、一足お先にケーブルテレビで見ました！（笑）
Chad： あー、OK、OK！（笑）
Ian： Adamは・・・すごい声だよね。ほんとに素晴らしい歌を歌ってくれたなって思うよ。・・・僕らよりうまいんじゃない？
── いやいや、AGBWは何と言っても曲が断トツですから。番組見ていて、イントロが流れた瞬間「イエー！！！！！！」ってなりましたよ。
Ian & Chad： オー！！アリガトウゴザイマス！（満面の笑顔）
── Summer Sonicでのステージを生で見ていて、A Great Big Worldはデュオではあると思うんですけど、バンドがすごく良くて。特にギターの方が素晴らしいと思いました。バンドについて少し聞かせてください。
Ian： 僕らも気に入ってるんだよ。みんなニューヨークに住んでるんだよ。ここ1年くらいで出会ったんだけど、ミュージシャンとしてのエナジーがすごく好きだよ。みんなハッピーで楽しくて一緒に演奏するととってもいい感じになるんだよ。あんなにイケてるメンバーは他に知らないなぁ。
── Summer Sonicでのステージを生で見ていて、A Great Big Worldはデュオではあると思うんですけど、バンドがすごく良くて。特にギターの方が素晴らしいと思いました。バンドについて少し聞かせてください。
Ian： 僕らも気に入ってるんだよ。みんなニューヨークに住んでるんだよ。ここ1年くらいで出会ったんだけど、ミュージシャンとしてのエナジーがすごく好きだよ。みんなハッピーで楽しくて一緒に演奏するととってもいい感じになるんだよ。あんなにイケてるメンバーは他に知らないなぁ。
── じゃあ、彼らも含めてA Great Big Worldなんですね！
Ian： うん、そうなんだ！僕らはロックバンドなんだよ！チャドと僕は曲を書いて歌ってるけど、ライブでは彼らの力が必要なんだ。
── 秋にはヨーロッパツアーがあるんですよね？今後の活動について教えてください。待望の次回作は！？
Chad： 今ブロードウェイのミュージカルの曲を書いている最中なんだ。ほとんど出来上がってるんだけど。数か月後にそれが終わったら次回作に向けて曲を書き始めようと思っているよ。でもまたミュージカルの曲を書く事になるかもしれないし。ツアーもあるし・・・。
Ian： 音楽的にやりたいことがいっぱいいっぱいあるんだよ。だからこれから先もたくさんの事をやりたいって思ってるよ。
── そのミュージカルのタイトルは？
Ian： まだね、タイトル案がいっぱいあって決まっていないんだ。
── そうなんですか（笑）。今後の活動、本当に楽しみです！今日はありがとうございました
どこまでもピュアなポップソングを生み出す二人とのインタビューは終始ニコニコして楽しそうに話してくれる二人のおかげであっという間に時間が過ぎてしまった。本当に仲が良い二人を見ているとあんなポジティブな幸せな曲が生まれてくる秘密が少しわかったような気がする。まだまだやりたい事がたくさんあるって言っていた二人。これからの更なる活躍を期待して。そしてアカデミーは彼らを全力で応援していきます！！！
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