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【INTERVIEW】Ransom and the Subset日本デビュー盤発売記念・夢を叶えた脱サラ親父に独占インタビュー

Interview with RanDair from Ransom and the Subset



デモを聴いたJodyがこう言ったんだ。「ニューヨークに来てくれないか?すぐにレコーディングしよう!」



──アルバム制作をサポートしてくれた彼らとはどうやって知り合ったのですか?

RanDair: 最初にこのプロジェクトを始めたのは2013年の7月で、当初は別のプロデューサーと準備を進めていて。私にはこのアルバムにBrian Willsonのようなアレンジが必要だという明確なビジョンがあったんだ。そして私はBrian E. Kingがプロデュースした作品でBeach Boysの影響を感じさせるとても素晴らしい作品のファンでもあったので、彼に連絡を取ってみた。最初は彼が興味を持ってくれたらいいな、くらいの気持ちだったんだけど、電話でBrianと話すうちにアルバム制作には彼が絶対に欠かせない、と確信したんだ。それで彼にプロデューサーをお願いすることになった。BrianはDuckyも紹介してくれたんだ。

Jody Porterに初めて会ったのはJodyがソロ・アルバムをレコーディングしている最中だった。彼にコンタクトを取ってデモソング数曲を聴かせたんだ。そうしたら彼は曲をとても気に入ってくれて、こう言ってくれたんだ。「ニューヨークに来てくれないか?すぐにレコーディングしよう!」


──彼らからはどんな影響を受けましたか?

RanDair: Brian E. KingとDuckyの二人との作業は本当に楽しかった。ほとんどの時間をDuckyの素敵なスタジオで過ごしたよ。技術的にもDuckyは素晴らしくて、サウンドに魔法をかけてくれた。Brianはとても積極的なプロデューサーで、ソングライターとしての色々なコツやノウハウを教えてくれた。

いちFountains of Wayneでもある私にとってJody Porterとの作業は本当に夢のようだった。彼は信じられないような素晴らしいメロディを次から次へと思い付くんだ。真のメロディ・メーカーだね。彼とレコーディングしたトラックはどれもこれも素晴らしすぎて、取捨選択が難しかったよ(笑)


──レコーディング中に何か面白いエピソードはありましたか?

RanDair: Duckyのスタジオでレコーディングしている間、彼から大物ミュージシャンたちの面白いエピソードをたくさん聞いたよ!コンサートでの話も聞いたし、好きな音楽の話になるとお互いに時間を忘れたね。

Jody Porterとのレコーディングは本当に思い出深いよ。なにしろレコーディング当日のニューヨークは記録的な猛吹雪だったんだ。彼のスタジオに辿り着くまで大変だった(笑)その日がJodyと初対面だったんだけど、彼はとてもフレンドリーに振舞ってくれたよ。それから私とJodyは同じ「Porter」という名前だったので、家族や祖先の話をしたんだ。どこかで繋がってるかもね、と。


──次のアルバムではどんなアーティストとコラボレートしたいですか?

RanDair: 実は、コラボレートしたいアーティストリストはもう作ってあるんだ(笑)有名で、素晴らしいミュージシャンたちが書かれている。次のアルバムの曲は半分くらいできていて、コラボレーション構想を練っているんだ。今度はソングライティングでも誰かとコラボレートできたら面白いな、と思ってる。「No Time To Lose」では私が全曲を書いたからね。


──ついに日本デビューとなるわけですが、どんなお気持ちですか?

RanDair: 日本で私のアルバムがリリースされることはとってもエキサイティングだよ。日本には仕事で何度も訪れたことがあって、日本の音楽ファンがどれだけ音楽好きなのか知っているよ。ちょうどWeezerのグリーン・アルバムがリリースされた時に日本に滞在していたんだけど、みんな熱狂していたよね。そういうのを見ていて、いつか私も日本でアルバムをリリースしたいと思っていたんだ。やっと念願がかなった!次の目標はフジロック出演かな。


──最後に、日本のファンに向けてメッセージをお願いします。

RanDair: 日本の音楽ファンの皆さんが私のアルバムを楽しんで聴いてくれることを願っています。いつか、ジャパンツアーで皆さんにお会いできたら良いですね。




Ransom and the Subset日本デビューアルバム
"No Time To Lose"
9月10日日本先行発売

TSR-001
Tune Stack Records / Daylight Records
1,388円+税

THISTIMEオンラインストアで購入

01. Anna
02. When Will I See You
03. Leaving With You
04. Million Out Of Me
05. No Time To Lose
06. One For Me
07. Sticking On To You
08. Questions
09. Girl I'M Not Afraid
10. Baby Cry
11. We'll Get By

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Sep 8, 2014

 

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