【INTERVIEW】Beach BoysミーツPosiesと評判 オランダの正統派パワーポップバンドThe Maureens日本初インタビュー
Interview with The Maureens
Beach Boysばりの美麗なコーラスワークと、Posiesにも劣らないキャッチーなパワーポップサウンドで日本の早耳音楽ファンの間でも話題になりつつあるオランダのバンドThe Maureens。昨年発表されたファースト・アルバム『The Maureens』が本国でも大きな注目を集め、主要音楽テレビ番組にも出演を果たすなど、今乗りに乗っている。
そんなThe Maureensの中心人物であるBasがPOWERPOP ACADEMYのインタビューに応じてくれた。
──自己紹介をお願いします。
こんにちは。The Maureensのヴォーカル・ギターのBas van de Looyです。
──他のバンドメンバーを紹介して下さい。
The Maureensは6人のメンバーがいて、まずもう一人のヴォーカル・ギターのHendrik-Jan。僕と二人でツインヴォーカルなんだ。それから12弦ギターやマンドリンや色々な楽器を弾いてるErnst。Janはハモンドやキーボード、ペダルスティールを担当。そしてドラムのStefanに、ベースのBen。
──あなたが作曲や楽器を始めたのはいつ、どんなきっかけでしたか?
音楽を始めたのは11歳の時。Guns N' RosesやNirvanaが流行ってたな。いつかバンドをやりたいと思ってた。それで父親のアコースティックギターで遊ぶようになってさ。それからちょっと経って、エレキギターとディスト―ション・ペダルを手に入れて、初めてのバンドを結成したんだ。自分たちで曲も作ったんだけどさ、すっげぇひどい曲だった(笑)でも誰だって最初はそんなもんだよね。
──The Maureens結成のいきさつを教えて下さい。
このバンドの結成には笑えるエピソードがあってさ。はじまりは、僕が自分の結婚式にHendrik-Janが前にやっていたバンドを呼んだことがきっかけだったんだ。彼のバンドにその結婚式で演奏してもらったんだけど、バンドの音がうるさすぎて会場のオーナーが激怒しちゃったんだ。それでパーティーごと追い出されちゃって(笑) そのあと明け方まで彼と音楽について語り明かして、一緒にバンドをやらないか、って誘ってみたんだ。彼の返事はこうだった。「いいね、やろうよ!でも…とりあえず寝ない?」
──自分の曲の中でお気に入りはどれですか?
新曲がすごくいいんだ!でもまだレコーディングしてないんだよね。デビューアルバムからだったら「Brother」かな。サウンドもコーラスもかなり良い出来だと思うよ。この曲が一番人気だしね。
──あなたが、人生でもっとも影響を受けたアルバムベスト5を教えて下さい。
うわ難しいなぁ…
Beatles / Revolver
Beach Boys / Pet Sounds
Johan / Pergola
Big Star / #1 Album
Radiohead / OK Computer
まだまだあるけどね!
──今、一番お勧めのバンド、気に入っているアルバムを教えて下さい。
Beckの「Morning Phase」だね。
──最近ハマっている事はなんですか?
Beckの「Morning Phase」にハマってるよ。超良いアルバムなんだ。
──日本に行くなら、どんなことをしてみたいですか?
たくさんライヴをして、それから日本の文化に触れてみたいな。まだ日本には行ったことがないんだ。とてもエキサイティングでカラフルな国なんだろうね。
──日本のカルチャーやアートで興味のあるものは?
スシを食べてみたいかな。あとカラオケもやってみたい!
──次はどんなことを計画しているんですか?
今セカンド・アルバムの制作を進めているよ。
──最後に、日本のファンへメッセージをお願いします。
いつか、日本に行きたいと思っています。そのときはよろしくね!
The Maureens / The Maureens
<トラックリスト>
1. Zuma Beach
2. Brother
3. Early June
4. Ohio Landscapes
5. Freeway
6. Captains Holiday
7. There Goes My Love
8. Desert Song
9. Outta Sight
10. Lullaby
11. Mary-Ann
12. Radio
13. Boy Meets Girl
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Mar 24, 2014