【特別集中連載】ハロウィンコンピ『THIS HALLOWEEN PARADE』参加アーティスト特集8：The Organ Beats / POWERPOP ACADEMY

【特別集中連載】ハロウィンコンピ『THIS HALLOWEEN PARADE』参加アーティスト特集8：The Organ Beats

The Organ Beats

POWERPOP ACADEMY監修ハロウィン・コンピ『THIS HALLOWEEN PARADE』の発売を記念して、“ハロウィン・パレード”に参加してくれる“モンスター”たちをフィーチャーし、より詳しくご紹介していく特別集中連載「POWERPOP MONSTERS」
第八回は元Damoneの紅一点Vo、Noelleの新バンドThe Organ Beatsをご紹介。

The Organ Beats

SUM41のオープンニングアクトを務め、2006年にはUNIVERSAL JAPANより日本メジャーデビューも果たしたパワーポップバンドDamone。その紅一点ヴォーカリストとして弱冠17歳で華々しいデビューを飾ったNoelleが、Damone解散後ごくプライベートなプロジェクトとして2004年にスタートさせたのが、The Organ Beatsだ。（Damone解散～The Organ Beats結成までのいきさつはインタビュー記事を参照いただきたい）
11歳から4トラックレコーダーで作曲を始めていたというNoelle。売れっ子として忙殺されていたDamone解散後は、いったん環境をリセットするために田舎へ引っ越し、実の兄弟であるDannyと共にThe Organ Beatsをスタート。そして2009年にはホームスタジオで制作されたという『Sleep When We Are Dead』を、2012年には2ndアルバム『Goldenheart』を発表する。

Noelleのメロディ・センスは、Damone時代から抜群だったが、さらに洗練され、しかもとてもナチュラルにのびやかに歌っているように感じられる。
さらに、Paramoreが登場する以前からパワフルかつキュートなヴォーカルで女性VOエモ/パワーポップというスタイルを確立していたNoelleのカリスマ性はいまだ健在。ローカルツアーを重ね、既に地元ボストンのインディー・シーンを中心に大きな話題を集めている。
現在は3枚目となるフルアルバムを制作中とのこと。そちらの完成も待ち遠しいところだ。

ちなみに、Noelleは現在ソロワークもリリースしている。シンセやリズムマシーンを使ったミニマルなエレクトロポップになっており、The Organ Beatsとはまた違った彼女のソングライティングを堪能してみてはいかがだろうか。

Profile:
Noelle LeBlanc - Guitar / Vocals / Keys
Danny LeBlanc - Drums
Mikey C. - Bass
Alex Fiorentino - Guitar / Keys

The Organ Beats / Goldenheart
1,470円（税込）

＜トラックリスト＞
01. Don't Wake Me Up
02. Living Without You
03. Heartless
04. Last Goodbye
05. Make You My Own
06. So Long
07. Get Up!
08. Goldenheart
09. Hold On
10. Don't You Ever Feel Like Dying?

The Organ Beats / Sleep When We Are Dead
1,470円（税込）

＜トラックリスト＞
01. THE CHILLY BREEZE OF MAY
02. THE MOVIE
03. TIME TO GO
04. HAPPY BIRTHDAY/COME ON HOME
05. SLEEP WHEN WE ARE DEAD
06. NO ONE CAN TELL YOU
07. NEVER GONNA MAKE IT OUT OF HERE ALIVE
08. THE BEST AROUND
09. BRAND ME A FOOL