【特別集中連載】ハロウィンコンピ『THIS HALLOWEEN PARADE』参加アーティスト特集2：The Solicitors
The Solicitors
POWERPOP ACADEMY監修ハロウィン・コンピ『THIS HALLOWEEN PARADE』の発売を記念して、“ハロウィン・パレード”に参加してくれる“モンスター”たちをフィーチャーし、より詳しくご紹介していく特別集中連載「POWERPOP MONSTERS」
第二回は、パワーポップ大国オーストラリアから飛び出した超注目株の新人バンドThe Solicitorsをご紹介。
The Solicitors
オーストラリアはメルボルン出身の4人組正統派パワーポップバンド。結成はなんと昨年2012年末。まだ1年も経たない超ルーキーである。
実は、4人はもともと全く別々の国で音楽活動を行っていたらしい。ヴォーカルのLeeはイギリス、ギターのLafはアメリカ、ドラマーのMattはニュージーランド、そしてベースのJamesはオーストラリアで活動しており、それぞれがたまたまオーストラリアへ移住して新たなバンドメンバーを探したところ、偶然に出会ったそうだ。世界中に散らばったパズルのピースが、偶然にもオーストラリアでピタっとはまり、The Solicitorsというバンドは結成された。なんて運命的なバンドだろう。
本国ではあのWellingtonsを輩出した名門パワーポップレーベルPopboomerang Recordsからデビュー。Nick LoweとThe Nackを足してElvis Costelloが歌ったような超キャッチーサウンドで、瞬く間にメルボルンのインディー・シーンでの知名度を急上昇させる。
レーベルの先輩でもあるWellingtonsのZacも彼らにベタボレなようで、先日発表された両A面シングル「Quicksand」のMV撮影用にZac自身のドラムセットを提供するほどだ。
The Solicitors - "Quicksand"
実は彼ら、意外にもニュー・ウェイヴからの影響を公言しており、Facebook上のジャンル欄にあるのも“New Wave”だったりする。
すでにデビューEP『Mede To Measure』は入荷しては売切れを何度となく繰り返し、超ロングセラーを記録中。今もっとも勢いのある新人パワーポップバンドといっても過言ではないだろう。現在制作中だというファースト・アルバムにも期待が高まる。
Profile:
Lee Jones - Vocals & Guitar
James Manning - Bass & Vocals
Laf Zuccarello - Guitar
Matt Ellis - Drums
The Solicitors / Made To Measure
1,050円（税込）
＜トラックリスト＞
01. Pretty Penny
02. I Love Your Love
03. DDT
04. Back Of My Hand
05. Fleeing Is Believing
POWERPOP ACADEMY監修ハロウィンコンピ『THIS HALLOWEEN PARADE』
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Oct 17, 2013
