【特別集中連載】ハロウィンコンピ『THIS HALLOWEEN PARADE』参加アーティスト特集1:Ramona
Ramona
いよいよ今月31日にリリースとなる、POWERPOP ACADEMY監修ハロウィン・コンピ『THIS HALLOWEEN PARADE』。これを記念して、“ハロウィン・パレード”に参加してくれる“モンスター”たちをフィーチャーし、より詳しくご紹介していく特別集中連載「POWERPOP MONSTERS」が本日よりスタート。
第一回は、なんと来年発売のアルバムから新曲を提供してくれたRamonaをフィーチャーしてお送りする。
Ramona
Shakalabbitsとも親交が深く、元Junior Achieverのギタリストとして来日も果たしたこともあるDave Fritzを中心に結成された、カナダ出身の3ピースのシンセ・パワーポップ・バンド。60'sのモッズ・バンドに影響を公言しているとおり、クラシカルでロックンロールなアプローチと、シンセのフックの効いたフレーズと超キャッチーな現代パワーポップが融合されたまっすぐで“踊れる”ポップソングが最大の特徴だ。
実はこのRamonaというバンド、プロデューサーやレコーディング・エンジニア、スタジオ・ギタリストとしても活躍するDaveが、仕事のかたわら個人的に作り貯めたデモソングを友人や家族に聴かせるためだけのプロジェクトに過ぎなかったらしい。
それがいつのまにやらのめり込みはじめ、ベーシストのMatt、Junior AchieverのメンバーでもあったドラマーJeremy、そして残念ながら現在は脱退している紅一点のシンセ/キーボーディストのElliotが集まり、デビュー作『Mornington Crescent Now Open』を完成させ、パワーポップ・バンドとしての活動を本格化させる。後にEPは日本でもFixing A Hole Recordsからリリース。日本の早耳ファンの知られるところとなる。
ところで日本と言えば、Ramona(というかDave)はもう日本が大好き。デビューEPには、Junior Achiever時代に来日した際の体験を元に、“日本のロック・キッズがいかに素晴らしいか”を歌いあげた「Kids in Tokyo」という曲まで収録してしまったくらいだ。しかもこの曲にはShakalabbitsのドラマーMahが参加している。
ちょっとその曲をお聴きいただこう。
baby i wanna go
back to tokyo
cuz all the japanese kids know
how to rock at a rock show
ああ、トーキョーに戻りたい
だって日本のロック・キッズは
ロックショウで“ロックする”
ってことを よくわかってるから
ちなみに、この「Kids in Tokyo」のリミックスも彼らのYoutubeアカウントにアップされており、タイトルが「Kids in Tokyo - Shinjuku Remix」
もう、日本が大好きなんだね!日本国民としては嬉しい限りである。
そんなRamonaが、『THIS HALLOWEEN PARADE』に提供してくれた楽曲は、いよいよ来年初頭に発売を予定しているファーストアルバムから世界中どこにもまだ発表していない新曲!これまた60's Mods的アレンジと抜群のメロディ・センスが光る超良曲。ますますアルバムへの期待も高まるところだ。
是非とも、ここから発展して、ニューアルバムリリース、それから初のジャパンツアーを実現させてほしいものだ。
Artist Profile:
Dave Fritz - Vocal, Guitar
Matt Trotter - Bass
Jeremy Knowles - Drums
Ramona / Mornington Crescent Now Open
1,050円(税込)
<トラックリスト>
01. Another Mouth To Feed
02. A Way Over
03. This Heart Is Awake
04. The One
05. Hanging On the Words
06. Kids In Tokyo
POWERPOP ACADEMY監修ハロウィンコンピ『THIS HALLOWEEN PARADE』
10月21日ご予約開始!
▼特設サイトはこちらから
http://powerpopacademy.com/thishalloweenparade/
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Oct 16, 2013