【期間限定連載】ワイドショー藤原が影響を受けたアルバム１０選（90年代以降限定） / POWERPOP ACADEMY

【期間限定連載】ワイドショー藤原が影響を受けたアルバム１０選（90年代以降限定）

第八回 The Flaming Lips 『Transmissions from the Satellite Heart』

WideShowPersonalitiesデビュー・ミニアルバム『Skype me, Tonight』発売を記念してメンバーによる期間限定連載！題して「ワイドショー藤原が影響を受けたアルバム10選（90年代以降限定）」。

第八回には鬼才Wayne Coyne率いるThe Flaming Lipsのアルバムが登場。オルタナロック括りだったこの頃のノイジー＆キャッチーさが好きな人も多いのでは？？

第八回 The Flaming Lips『Transmissions from the Satellite Heart』

The Flaming Lipsを知った切っ掛けは90年代後半のインディーズマガジンのギターポップ特集だったと思います。RON RON CLOUの新井さん
とペンギンノイズの八十嶋さんが作ったギターポップ、パワーポップ相関図みたいなのがあってPixiesとWeezerの間にThe Flaming Lipsがあって気になって買ったと記憶しています。これを書くにあたって調べたのですが
ペンギンノイズはThe Flaming LipsとDavid Friendmanによるプロデュース作品『ジェットラグ』も出しています。

Transmissions ～は購入した時点では３，４年前のアルバムという感じでタイムリーではないのですが、この後のヒット作The Soft Bulletinはまだ出ておらず、The Flaming Lipsは大手のCD屋に行かなければあまり置いていないといった感じのバンドでした。

聞いてみた感じは歪んだギター・サウンドにいい感じのへなちょこ感がありちょうどよくポップでサイケデリックな感じです。
アルバムの中で一番好きな曲「She Don't Use Jelly」のイントロはWeezerの２ndに通ずる泣きフレーズだなと当時思ってましたが、近年WeezerとFlaming LipsのスプリットツアーがありWeezerが「She Don't Use Jelly」のカバーをやった時には死にました。