【緊急続報】The Organ Beatsヴォーカルは元DAMONEのNoelle!!独占インタビュー
Noelle Leblanc独占インタビュー
先日国内流通がスタートした事をお伝えしたばかりの、ボストン出身激エモ/パワーポップバンドThe Organ Beatsだが、ヴォーカリストが元DAMONEのNoelleだった事が判明。
今回、Powerpop Academyの取材にNoelleが応じてくれ、DAMONE解散からThe Organ Beatsの現在までを語ってくれた。
デビュー作『From The Attic』ではハードロック野郎が当時ティーンネイジャーだった紅一点Noelleを擁し、キレのあるパワーポップを演奏するというスタイルで一気に人気を獲得。2006年には『Out Here All Night』が日本でもリリースされ、Andrew W.K.との来日公演も行ったDAMONE。ヴォーカリストであるNoelleのパワフルでありながら繊細で、キュートで、ポップなその歌声に多くのファンが耳を奪われた。その後精力的に活動を続けるも、惜しくも2008年に活動を停止。多くのファンが待望していたカリスマNoelleの新しいプロジェクトが、このThe Organ Beatsというわけだ。
【Noelleインタビュー】
―DAMONE解散からThe Organ Beatsを始めるまでの事を教えて下さい。
DAMONEでは本当に素晴らしい経験をしたし、掛け替えのない思い出が沢山できたわ。でも目まぐるし過ぎる毎日や色々なしがらみに疲れて、自分のバランスを失ってしまったの。それで、静かな生活がしたくて1年間バーモントの森で暮らしたわ。
―The Organ Beatsはどのように始まったのですか?
バーモントの森での生活の後、やっぱり音楽を作りたいと思って家に帰ってきて。それから兄弟のDanny(ドラム)と本当に近しい友達とThe Organ Beatsを始めたの。1stアルバム(Sleep When We Are Dead)をレコーディングした時の事は一生忘れないと思う。本当に魔法がかかったとしか言いようがないわ。テキサスのとても小さくてピースフルな街に友達の別荘があって、そこは小さなスタジオに改造されているの。そこで、身内だけでとてもリラックスしてレコーディングしたわ。
―2ndアルバム「GOLDENHEART」はどのように制作されたのですか?
友達のMikey(ベース)とAlex(リード・ギター)が加入してくれて、2011年の12月に曲を書き始めたの。Alexは本当に天才で、クレイジーなアイディアを次から次へと思いつくし、ギターの腕も確かで、GOLDENHEARTの制作にとても大きな影響を与えてくれたわ。
―今後の予定は?
最近のライブではキーボード・プレイヤーとバック・コーラスもいるの。彼らのおかげでとてもエキサイティングなライブができるようになったわ。今のところツアーの予定はないんだけど、あまり気負わずホームスタジオで曲を書いたりレコーディングして行きたいと思ってる。
―DAMONEのメンバーは今どうしていますか?
Mike(リード・ギター)はプロデュースや作曲業に忙しくしてるわ。
Dustin(ドラム)は、2011年の12月に亡くなったの。2ndアルバムのタイトル曲でもある「GOLDENHEART」は彼の為に書いたのよ。
それからVazquez(ベース)は…相変わらずVazquezのままね!あはは!彼らしくやってるわ。
大好きだったバンドが解散後に組んだバンド、という響きにネガティヴなイメージを持つリスナーは多いと思うが、このThe Organ Beatsに関しては問題ご無用。DAMONEが最後にリリースした『Roll The Dice』は賛否両論を巻き起こした内容だったが、このThe Organ Beatsの芯を突いたキャッチーでハードロックなソレはまさにDAMONEのファンだった皆さんにも届くのは間違いない。
<トラックリスト>
01. Don't Wake Me Up
02. Living Without You
03. Heartless
04. Last Goodbye
05. Make You My Own
06. So Long
07. Get Up!
08. Goldenheart
09. Hold On
10. Don't You Ever Feel Like Dying?
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Jan 28, 2013