KEISUKE AONO's Best Album of 2012/青野圭祐 2012年ベストアルバム
POWERPOP ACADEMY ライター
12年でパワーポップと言えば、僕の体験ではまず何よりもNANO-MUGEN Fes.2012を思い出さずにはいられません。
以前より、FarrahやThe Rentalsなどパワーポップ好きのASIAN KUNG-FU GENERATIONの皆さんならではのアーティストを招集されてきましたが、一昨年のWeezerの大団円も未だに記憶にこびりついて離れないまま、昨年はFountains Of WayneとMotion City Soundtrackという、これまたホットな2アクトを招集したステージがパワーポップとしては本当に素敵な空間でした(そして主催者であり、もちろんラスト・ステージを飾ったアジカンもまた、パワーポップ・アーティストとしての側面が間違いなくあると思います)。
Motion City Soundtrackについては、僕もライヴレポート(http://www.powerpopacademy.com/news/2012/07/24-122742.html)を書かせていただいたのですが、とにかく日本でももっともっと多くのリスナーに届いてほしいアーティストが、邦楽と洋楽の架け橋となるフェスで爆発的なステージングを披露してくれたことには本当に歓喜しました…!!レポでも書かせていただいておりますが、これを機にコール&レスポンスでの歓声が大きくなれば良いな…!!なんて、やっぱり思っちゃいます。今年は年始から単独ツアーも決定していますし、楽しみです…!!
また、PosiesのKenのソロやRed Krossなど古き良きパワーポップの先人たちのリリースも心躍らせるものでした。
他に「これパワーポップ?」と思われるかも知れないアーティストの作品も挙げさせていただいておりますが、どれもパワーポップからのエッセンスをそれぞれ昇華したアーティストのアルバムを選ばせていただきました(スピッツはもちろんのこと、放課後ティータイムもthat dog.やThe Whoといったパワーポップアーティストのエッセンスを感じられます…よね??苦笑)。
今年はどんなパワーポップな作品が表れるのでしょうか。楽しみです。
1.スピッツ 『おるたな』
2.ASIAN KUNG-FU GENERATION 『ランドマーク』
3.Motion City Soundtrack 『Go』
4.The Shins 『Port of Morrow』
5.Ken Stringfellow 『Danzing In The Moonlight』
6.Nada Surf 『The Stars Are Indifferent To Astronomy』
7.The Beach Boys 『That's Why od Made the Radio』
8.Red Kross 『Researchig The Blues』
9.Boys Like Grls 『Crazy World』
10.放課後ティータイム 『放課後ティータイム in Movie』
only in dreamsでのベスト10はコチラ
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Jan 15, 2013