プログレ界で知らぬ者はいない若き天才キーボーディスト、Tom Brislin。変幻自在のポップでソロ・デビュー
『Hurry Up and Smell The Roses』
2012年秋にリリースされ米国王手メディアがBen FoldsやSufjan Stevens、そして人気のGotyeらと比較し、こぞって大賛美を送ったアルバム『Hurry Up And Smell The Roses』。
鮮烈なジャケット・カバーに惹かれて試聴し、そのシンフォニッカルな美しい旋律に魅了された我々が更に驚くことになったのは、なんとそれがニュージャージー出身のパワーポップバンド、SpiralingのフロントマンTom Brislinによる作品だったから。
POWERPOP ACADEMYは、キーボーディストとしても今やYesやMeat Loafといったプログレッシヴ・ロックバンドに引っ張りだこのTom Brislinがソロデビュー作『Hurry Up And Smell The Roses』にて当校の講師に就任しましたことをご報告いたします。
すでにそのロック&ポップセンスは昨年末リリースのクリスマス・コンピ『This Christmas Time2』にてオープニングを飾った「Do You Hear What I Hear」とThe Who「Baba O'Riley」の見事なマッシュ・アップ体感済なはず。
まずはアルバムのリードトラック2曲をお聴きいただきい。
そしてボーナストラックとして収録予定のJoe Jackson「Steppin' Out」
ジャズとクラシックを愛する両親のもとに生まれ、幼少期よりピアノと共に育ったTom Brislinは、若くしてYesやThe Syn、Camel、Meat Loaf、Renaissanceなど名立たるプログレッシヴ・ロックバンドのレコーディングやツアーに参加し、その確かな実力と溢れる才能で多大な信頼を勝ち取る。今やプログレッシヴ・ロック界では知らぬ者のいない存在となった彼だが、心の根底に流れているのは美しいポップミュージックだった。米ニューヨークタイムズ紙やワシントンポスト紙がBen Folds、Gotye、Sufjan Stevensを引き合いに出して「素晴らしい歌とキーボードが織りなす変幻自在の音色は、まるでシネマティック(映画のような)ポップだ」と大絶賛したソロ・デビュー作「Hurry Up and Smell the Roses」。壮大で、メランコリックで、それでいてやさしいメロディが、彼の奏でる鍵盤と溶け合い、至高のポップアルバムとなった。待望の国内盤ではボーナストラックにJoe Jackson不朽の名曲「Steppin' Out」のカバーを収録。これはまさに、彼が名前や活動歴に左右されることなく、「リスナー」として純粋に妥協さずに完成させた、映画「Tom Brislin」のパーフェクト・サウンドトラックなのだ。
プログレ界の若き天才は、ポップソングを求める。
ボーナストラックにJoe Jacksonの有名曲「Steppin Out」を追加収録した日本盤『Hurry Up And Smell The Roses』1/30発売!
特設サイト<www.powerpopacademy.com/tombrislin>オープン。
<トラックリスト>
01. Hurry Up and Smell the Roses
02. Your Favorite Day
03. When You Told Me Not to Go
04. Stuff You Would Understand
05. Industry in the Distance
06. Predawn
07. Liftoff
08. The Outskirts
09. I Hold a Candle
10. Visitor
11. Microphone
12. Steppin' Out(Japan Bonus Track)
Late Cambrian at THISTIME ONLINESTORE
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Jan 9, 2013