【FEATURE】一時は音楽活動すらやめたJustin Kline。どん底から生まれた、美しい心の歌
『Cabin Fever Song』
【POWERPOP ACADEMY限定公開・リリース】
「Elliott SmithがJellyfishをバックに歌ったかのよう」遊園地のようにキラキラしたポップワールドで一躍米SSWパワーポップ界期待のホープとなったJustin Kline。彼がジャパン・オリジナル・アルバムから一年を経てシーンに戻ってきた。
実は、彼はリリース以降心身ともにかなりボロボロの状態になり、一時は音楽からも離れていた。そんな彼は今回、心の内面をリアルに表現した詩と音づくりに没頭。アコースティックギター、シェイカー(マラカス)、キーボード、ベース、そして自身の声、という最小限の“音”のみ生まれた作品は儚くも、なんとも美しい作品が出来上がっている。
タイトルの「Cabin Fever」は<人里離れた山小屋や、雪に閉ざされた屋内に長期間閉じ込められたことで生じる閉所性発熱やストレスのことで、そこから転じて、我慢し続けたり、長時間束縛されたりしたときの不安やイライラを意味する表現>とのこと。「僕にとって、とても重要で意義深い作品」と明言する本作。アーティストとしてより、人としてこのアルバムを作るしかなかったというほど、赤裸裸でむき出しのメロディーを次回作に向け、しっかりと感じたい。
Justin KlineとPowerpop Academyの共同リリースに付き限定輸入盤仕様。
<トラックリスト>
1. Nighttime Girl
2. Resurrect With Me
3. Your Mystery
4. Alison, I'm Here
5. Carol Lynn
6. I'm Not What You Need
7. Waters of Distress
8. Kick Drum
9. Sunday Night Blues
10. His Knives
11. Yellow Telephone
12. I Already Do
13. Congratulations World
Justin Kline at THISTIME ONLINESTORE
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Nov 22, 2012