パワーポップなグループ・サウンズ?SKETCHBOOK ADVANCEインタビュー
何事にもサービス精神だけは忘れないようにしたいな
アイドルや歌謡曲級にフレンドリーながら所謂パワーポップへの造詣も深い大阪のSketchbook Advanceにインタビュー!Powerpop Academyのディストロでのみ手に入る「Young E.P.」について語った。ちなみに最近のニュースを聞いたところ「本番前にMCのネタにとメンバー全員でメイド喫茶にいったら、見事にボラれました!4人で30分くらい、アイスコーヒー一杯ずつで計\12,000なりー。
なんか悪質で有名なところだったみたいです。」という答えが返ってきた。
POWERPOP ACADEMY
「2007年製作音源とのことですが、このアルバムの聴き所、思い入れのある楽曲、完成したときの正直な気持ちなどありましたらお願いします。」
Sketchbook Advance
聴き所は…そうですね、このEPは録音、ミックス、マスタリングから盤のデザインに至るまで全て自分たちだけで手がけたので、純度100%のやりたい放題加減を楽しんでいただければと思います。
思い入れというか、特に苦労したところでは3曲目Young Championの小芝居ですね。嫌がるメンバーを手のひらや縄跳びやコロコロコミックの角で叩いてなんとか録音にこぎつけました。
完成したときの気持ちは「よっしゃ!今回はこのくらいで勘弁しといたろか!もう、無理!」です。
POWERPOP ACADEMY
「ご自身たちを「US,UKインディーズと往年の歌謡曲との融合」と表現しておりますが、年代的な積み重ねもあり、到達することのできる音楽だと思います。失礼かもしれませんが、「気持ちの良い適当さ」というか、「計算されたぶっきらぼうさ」のようなものが聴いていてツボに入りました。作曲やライブ活動など、常に心がけている部分などありましたら教えてください。」
Sketchbook Advance
アチャー!な、なんで適当にやってるのがバレたんだ!?
・・・うそ、冗談です、まじめにやってます。
曲を作る際には、演奏にしても録音技術にしても必ず自分たちの身の丈以上のことをするように心がけています。元々あまり上手いバンドではないんで、むしろそれくらいしないと人様にお聞かせできないというか…。
でもライブは逆でユルユルです(微笑)。われわれの立ち居振る舞いではどう逆立ちしても格好いいパフォーマンスにはならない!というのが最近ようやく身に染みて分かったんで、そこはもう等身大な感じで。大体しゃべりまくって時間押しです。
あとは何事にもサービス精神だけは忘れないようにしたいな、と。
POWERPOP ACADEMY
「オールタイム・フェイヴァリットアルバム5枚を教えてもらえますか?」
Sketchbook Advance
そうですね…カッチッ、カッチッ、カッチッ、ピコーン!
The Flaming Lips「The Soft Bulletin'」
The Flying Machine「Flight Recorder」
The Kinks「Something Else By the Kinks」
Teenage Fanclub「Grand Prix」
XTC「White Music」
でお願いします!
ちなみに「胸が熱くなったゲーム5本」は
「ゼルダの伝説 時のオカリナ」
「MotherⅡ」
「メタルスラッグ3」
「ドラゴンクエストⅢ」
「女神転生Ⅱ」
あと「人格形成に影響を及ぼした漫画5作品」は
吉田戦車「伝染るんです」
岩明均「寄生獣」
三条陸・稲田浩司「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」
高橋留美子「めぞん一刻」
佐々木倫子「動物のお医者さん」
です。だれも聞いてないですね、スミマセン。
POWERPOP ACADEMY
「今後の展望など教えてください」
Sketchbook Advance
死ぬまでバンドを続けること!
あ、それと1stアルバム製作です!
POWERPOP ACADEMY
「ライブスケジュールなども教えてください。」
Sketchbook Advance
とりあえず決まっているところでは
6/11(金)難波rockrider
6/25(金)扇町para-dice
7/11(日)難波rockrider
の三つです。それ以降は未定なので、特にこれ以上ライブの予定が入らなければ、新曲作るかポケモンの育成をがんばるかのどちらかをしたいと思っています。
どうもありがとうございました!
<Young E.P. トラックリスト>
1. Young Sunday
2. Young Jump
3. Young Champion
buy at Powerpop Academy
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May 17, 2010