ASHがニュープロジェクト"The A-Z Series"を発表
オフィシャルで新曲の無料ダウンロードをスタート
独自路線のバンド運営を行っていくことを公言しているアッシュがいよいよ新しい動きを見せた。
1年を通して26枚のシングルをダウンロード・リリースする壮大なプロジェクト、その名も"The A-Z Series"。
バンドのオフィシャルではすでに昨年ニューヨークで本シリーズ用の楽曲をレコーディング済。今年の9月から2週間ごとに1曲がリリースされ、1年間で計26曲が揃う予定だ。曲はデジタル・ダウンロードと限定7インチでのみのリリース、CDの発売は今のところアナウンスされていない。発売は基本的にAshの自主レーベルAtomic Heart Recordsが行う。
シリーズに先駆けてベーシストのマーク作曲の“Return Of White Rabbit”がオフィシャルサイトより無料配信中。コチラは1,000枚限定で7インチでもリリースされるという。
Radioheadの試み以降ビッグ・アーティストによる自主デジタル・ダウンロード販売が目立っているがAshの"The A-Z Series"もそれらをかなり意識したものとなっている。前作『Twilight Of The Innocents』が日本などでは好評だったにもかかわらず本国で流行遅れと位置づけられたことがきっかけになったのだろうか。ただ作曲に対するモチベーションはいまだに失われておらず、テイスター動画を見ると彼らの意気込みの高さが知れる。
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May 21, 2009