NADA SURF "If I Had A Hi-Fi"
2010(BURSUK) ¥1,680(taxin)
Nada Surfの最新作は初のカバーアルバム『 If I Had A Hi-Fi』。まるで彼らの楽曲かと勘違いするような曲からBeatles直球なもの、パワーポップ・ロックなアレンジとバンドが誰よりも楽しみすぎている印象!!それってやはりリスナーにとっても嬉しい!Depeche Mode~The Go-Betweens、Spoonなど米英のニューウェーブからインディーポップと彼らのサウンドを紐解く鍵になるアーティストのカバーがずらり。Ohioの鬼才、Bill Foxから女王Kate Bushという幅も面白い。
NADA SURF "Lucky"
2008(BURSUK) ¥1,365(taxin)
メランコリックで切ないメロディー、そして着実な活動でアメリカでの人気を確かなものにしつつあるNada Surf、5枚目のフルアルバム。本作の曲はまさに彼らのキャリアの頂点といっても過言ではないほど完成度が高い。Matthew Cawsのハっとするようにクリアで力強く、かつ繊細な声が胸を締め付ける。内からでる切なさと瑞々しさはNada Surfにしか出せないもの。「Death Cab For CutieのBenが参加。日本でのデスキャブ人気と同等のものがなぜNada Surfに与えられないのかが不思議。米ドラマ「Heroes」に「Weightless」が起用されている。
NADA SURF "The Weight Is a Gift"
2005(BURSUK) ¥1,575(taxin)
プロデューサーにDeath Cab For CutieのChris Wallaを迎えたリリースされたNada Surf4枚目のスタジオ・アルバム。Long WintersのJohn Roderickがゲスト参加。ひたすらメロディーの良さを追求したかのように本作は美しい。まさにNada Surfという名曲「Always Love」は甘酸っぱいメロディーと力強さがパワーポップのお手本のよう。ダイナミックなギターも復活し疾走する曲とスロ~ミドルのバランスも絶妙。
NADA SURF "The Proximity Effect"
1998(ELEKTRA) ¥1,764(taxin)
「Popular」がサマー・アンセムとなり一躍全米で名の知れた存在になったNada SurfがElektraとトラブルから自主レーベルMarDevを立ち上げてのリリースになったセカンドアルバム。彼らにとって<ニューミレニアムの『Pet Sounds』>と位置づけられて製作されている。全曲ポップさと物悲しい旋律とが同居するNada Surf節に溢れている。「Hyperspace」、「Amateur」などの両曲が目立ち彼らの目指しているものが見えてきた作品。今のNada Surfには無い勢いとギターの分厚いディストーションも特徴的。ロックしている。
NADA SURF "High/Low"
1996(ELEKTRA) ¥1,365(taxin)
今や日本でもアジカンの招聘によりそれなりの知名度を得ているNada Surfの傑作デビューアルバム。WeezerのBlueアルバムと同じくCarsのRic O'casekプロデュースでエレクトラからのリリースで「Popular」は間違いなくキッズにとってこの年のアンセムになった。同じく「Sucked Out」が大ヒットしたSuperdragとの全米ツアーは伝説。ポスト・グランジ的な扱いをされることが多かったが、今になってみれば間違いなくポップなメロディーとラウドなギターはパワーポップのソレ。Weezer~The Posiesなどこの時期にリリースされたものは・グランジ以降の一つの流れを作った。名盤。最近のNada Surfから入った人はこの若い音に面食らうかも?
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