littleAndy “サブカル”
2014(SELF)
大阪をベースに活動する4人組バンドlittleAndyの2ndミニアルバム。リリース時にチェックしてハイたものの「サブカル」というタイトルと、「らしい」ミュージックビデオでなんとなく敬遠していたところ「青春サイダー」のあまりのWeezerっぷりに「あら、やだ、最高♥」と手のひら返しですっかり入れ込んでおります。
Sei Yamamoto “Cats In My Guitar Case”
2015 (SELF)
The Playmates、momo-seiの聖さん最新ソロ作。硬派でレトロでロッキンなエレキ・インスト集なのにどこかほのぼのしてるのは聖さんのお人柄か、はたまたカセットMTRならではの空気感か、とにかく温かくて愛おしいのだ。
Chelsea Times “Bring Them Back From Trash Cans EP (CD-R)”
2015 (SELF)
RON RON CLOU、Shortcut Miffy!、PENPALS、Noodles、The Playmates・・・UNDER FLOWERやKOGA、Bentenなどのレーベルを中心に発生したジャパニーズ・オルタナ〜インディ・ポップの黄金期。その終わり頃に現れドライブするディストーションギターとグラスゴーへの憧れを武器に1点の曇りなく駆け抜けた素晴らしいバンドが居た。
知る人ぞ知る京都のパワーポップバンド、Chelsea Times。
Paisley Pheasant “Paisley Pheasant”
2014(THIRD EYE DISC) ¥1,500(taxout)
羽色も鮮やかに、ついに飛び立ったペイズリーのキジ!
パワーポップ・ファンなら誰もが知ってるThe Mayflowers、その中心人物Osamu satoyama氏が新たなバンドを始動!なんて聞いたら、それはもう体は耳は正直なもので即反応。
その名をPaisley Pheasant、satoyama氏、Hiroyuki Ito氏、Koichi Matsumoto氏という名うてのミュージシャン3人が組んだ”ヴィンテージロック”・バンドだ。
TENDOUJI “1stDEMO”
2014 (SELF)
9月21日の下北沢mona records、今や語り草となっているDylan Sires&Neighbors熱狂の初来日公演初日『PowerPopRevival vol.3』のオープニングを飾ったバンドということで気になっていた方も多いのでは?なので、ここでひとつご紹介。
JAPPERS “Imaginary Friend”
2014 (DEAD FUNNY)
ミシシッピやシカゴのブルース、ナッシュビルのカントリー、LAメタル、シアトルのグランジ、リバプールのマージービート、マンチェスター・ムーヴメント、渋谷系、津軽民謡etc…地名から連想される音楽、シーンは多々あるけど、高幡不動……?!そう、高幡不動なのである。正直何も浮かばないんだけど、もしかしたらとてつもなくオルタナティブな街なのか?強力な磁場が働いてるのか?ニューヨークとナッシュビル・テイストな街なのか?どっちも行ったことないけど。そんな妄想が膨らんでしまうのは、この街で結成されたJAPPERSの1stフル・アルバム『Imaginary Friend』のせい。これがとてつもない快作だから。何なんだ?この洋楽感は。纏った空気がもうあっちのソレ。高幡不動恐るべし。
中村一義 “金字塔”
1997 マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
先日のナードマグネット新宿公演を経て、ふと思った事がある。それはボーカル須田君のハイトーンボイスについてである。ライブ終わりの須田君のに思わず「中村一義さんに声にてるよね」と言ってしまった。アーティストにとって似てるってのはあんまり言っちゃいけないのだけれど、僕の中では「中村一義」はちょっと特別なので精一杯の褒め言葉だったのだけれど。
VA “Sweet Relief 3: Love Is Everywhere”
2013 (JAM RECORDS)
LOLASやThe Red Buttonなどの作品を手がけたJAM Recordsよりリリースされた「Sweet Relief」シリーズの第三弾。ShoesやThe Recordsといった大御所から、LOLAS・Daniel Wylieなどの実力派、Cirroneのような注目の若手まで、文字通り古今東西のアーティストが参加している。日本からはThe Mayflowersが前回に引き続き参加した。錚々たる面子の中にあっても確かな存在感を放っていて、同じ日本人として誇らしい気持ちになる。
I Think Otherwise “イノセンス”
2014 (STRAWBERRY FIELDS)
まずは何も言わずに「プロペラ」を聴いてみて!
この音の質感、コード進行(1-6-4)、そこはかとなく感じる90’sオルタナ/UKインディー/シューゲイザーの香り。ここに違和感なく乗るキャッチーなメロディーと日本語詞の見事さよ!
あぁ…出会ってしまった立ち会ってしまったよ歴史的瞬間に。
EXTENSION58 “NOW AND THEN”
2014 (POPWORK)
恋の呪文は、いつだってロックンロール!
その魔法を信じ続ける者こそ、今年結成20周年を迎えたクールでホットな4人組、EXTENSION58。
新潟パワーポップ・シーンを引っ張り続ける彼らの、実に9年ぶりとなる4thアルバム。
ポップで甘いメロディーとブリティッシュビート感溢れるサウンドは、まさにロックの教科書。
冒頭を飾る「Sometimes」、playボタンを押した直後のAのストローク1発で背筋ゾクゾク気持ちワクワク。
The Mayflowers "Ship of Theseus”
2013 (ROOSTER)
メロディ+ハーモニー+ロックンロール=???
この公式、正解はここにあります!
日本国内のみならず、世界中のパワーポップ・ファンやミュージシャン待望7枚目のアルバムは、作曲・作詞・演奏・録音・編集を里山氏1人で完結したという(アルバム・タイトルからも想起させますね)、まさにポップ職人の技とこだわりと音楽への愛情とリスペクトの結晶!ブリティッシュロックのスピリッツを継承した21世紀型パワーポップ!
The Applepie “Love Is Not Loving, But Farewell Is Always Parting”
2013 (SELF)
千葉の若きポップロック・バンド、The ApplepieがName your price(投げ銭)スタイルで発表したアルバム『Love Is Not Loving, But Farewell Is Always Parting』 。20代前半ながら呆れるほど60年代への愛情を溢れさす期待のバンド。発表からもうすぐ1年、だいぶ紹介するのが遅くなってしまいましたが、60年代リバイバルを感じさせるインディー・バンドが元気なのでそれに乗じて。
gold sounds “a tiny parade”
2014 (SELF) POWERPOP of the month
アカデミー調べ「2014年最も期待するパワーポップバンド」のgold soundsがミニ・アルバム「a tiny parade」を発売する。the pillowsの山中さわおバックアップのもとに制作、口コミのみでロングランを続けた前作『Working Holiday』に続く満を持しての新作というわけだ。グランジ〜オルタナをギターロックに昇華して武道館まで上り詰めた山中がこの無名の新人を打算なく応援しているということ、そしてPavementの名曲「gold soundz」からその名を冠していること。この2つだけで、このバンドを5割増しで贔屓してしまう。
sugardrop "yeah right"
2013 (HIGH FADER) 2,100YEN
RINGO DEATHSTARRやLetting Up Despite Great Faultsなど海外のインディーポップ〜シューゲイザー・バンドのオープニングなどに抜擢、周辺シーンでの認知度がじわじわ高まっている男女混合トリオの2ndアルバム。90年代の、いわゆる”轟音ギターバンド”からの影響をストレートに鳴らしている希有なバンドで、リヴァーヴの深さで誤摩化さず、何よりも曲の良さで勝負しているところが素晴らしい。恐らく作詞作曲を手がけるKenta Hashiguchiはエフェクターの充実に命をかけるタイプではなく、無類のグッドメロディー愛好家なのだろう。
aeronauts "Ready Made"
2009 (SELF)
何と言ったらいいのだろう。その世界観、溢れ出す轟音と憂い。片方で全世界に向かって中指を立てながらツバを吐き、片方で全てを受け入れてくれる愛に溢れたそのスタンスは、僕をずっと虜にしている。結成17年、全員オリジナルメンバーで積み上げられて来たその葛藤とグルーヴは決して負けない強さを持っている。
フジファブリック “VOYAGER”
VOYAGER
先日、VIDEO OF THE DAYでシングル「徒然モノクローム」と「Light Flight」を紹介させていただいた、フジファブリックのニュー・アルバム『VOYAGER』がリリースされた。VIDEO OF THE DAYの記事内では、末尾に「(次のアルバムでは)どんなポップな世界を見せてくれるのだろうか」と書かせていただいていたが、これが、そんな期待を何倍も超えて、強烈なサウンド・バリエーションに満たされているにも関わらず、アルバム全編を通して奇妙な、しかし、それと同時に清々しいほどのポップセンスを感じさせるアルバムになっていたのだ。
Scott & Rivers “スコットとリバース”
2013(ユニバーサル インターナショナル)¥ 2,500(tax in)
ALLiSTERのScott MurphyとWeezerのRivers Cuomoが結成した奇跡の新バンドデビュー作。しかも全曲日本語。
希代のメロディーメイカーRivers Cuomoが紡ぎ出すどこまでもピュアな曲達は、これまた素晴らしいアーティストScott Murphyの日本の心をしっかりと理解した日本語作詞と混じり合ってどこまでもポップにそしてロックに弾ける名曲に昇華している。
大石昌良 “マジカルミュージックツアー”
2013(クライムエンタテインメント) ¥2,800(taxin)
近年、大石昌良の快進撃が目覚ましい。
一昨年の2011年は、彼がフロントマンを担っていた、ゼロ年代の邦楽ギターポップの良心とも言えるバンド、Sound Scheduleを5年ぶりに期間限定で再結成(期間限定とは言っても後に書く通り、それは短期間のプロジェクトではなく、今年2013年においても活動を継続している)し、Sound Scheduleにとって約6年ぶりのオリジナル・フルアルバム『PLACE』を発表。昨年の2012年は年始早々、ソロ・アーティストとして『31マイスクリーム』、Sound Scheduleとして『FUTURE』と2枚のリリースを発表するなど、バンドとソロを両立させて活動している。
SKETCHBOOK ADVANCE "My Advanced Generation"
2012(MELE) ¥1,500(taxin)
これは突き抜けた快作の誕生だ!!ファースト・デモCD『Young E.P.』で見せた<歌謡曲とTeenage Fanclubなどに代表される90年代米英ロックのあまりにも斬新な組み合わせ>がパワーポップ界でカルト的な人気を呼んだ大阪のSketchbook Advance。以来5年ぶりと、待ちに待たせたマイペースが届けてくれたのは正真正銘ピカピカの1stアルバム『My Advanced Generation』。
すでにベテランの域に達するバンド歴に反してバンドが本作でみせた初々しさと、清々しさはまるで80-90s生まれのメンバーが率いる新人バンドのよう。ただ、まるでGSバンドがごとく声でアイドル的立ち位置をキープするvoイチノセ、そこにギターポップの躍動感/パワーポップのコーラスワークを合わせて個性とする様には重ねたキャリアと意地が見てとれる。
全編にあふれるビートルズやモンキーズ〜日本のGSバンドが持つ華やかさは彼らの特徴としてもM-1、2の濃ゆいまでのキラキラ感やM-3のDinosaur Jr,やカレッジ・ロックばりの疾走ギターノイズなど見え隠れする洋楽コンプレックス偏差値はよほどのもの。曲名にある「Everything Flows Again」「Rocketship」など同性代へのアピールも忘れないところがしたたかだ。いや、したたかというよりはやっぱり捨てられない大切なこだわりなのかもしれない。TateFujiやMayflowersあたりとの共演も見てみたい。
HELLO! "胸さわぎポケット”
2012(hello!) ¥2,000(taxin) POWERPOP of the month
ここまでの完成度を見せつけられて正直びっくりしている。嫉妬さえしている。
自分もディレクターやプロデューサーとして、様々なアプローチでパワーポップやサンシャイン・ポップ的な音楽に携わってきたので、これくらい転調を繰り返しながらそれが難解に聴こえないという作曲術の熟練度、そのメロディにスムーズな日本語詞を乗っけることが出来るテクニック、が並大抵のセンスじゃないのはよーくわかる。そして見事な楽器配置のアレンジとミックス、何よりもコーラスの多彩さと適確さ美しさ。
はあー(溜息)。
このアルバムはこれから日本でポップスを作ろうとする人にとって、ひとつのメルクマールとなるね。まずはこれ聴いとかなきゃ始まらない。2012年は、米国ではビルボードHOT100でFun.の「We Are Young」がトップに輝いた年、日本ではhello!の『胸さわぎポケット』が発売された年として、ポップス好きは永遠に記憶することになるんだろう。
<竹内 修 wilsonic (音楽プロデューサー、ディレクター)>
GENTLEMAN JESSE AND HIS MEN "Leaving Atlanta"
2012(DOUCHEMASTER) ¥1,554(taxin)
あのコステロの名盤『This Year's Model』のアップデイト版とも言えるアルバムジャケットが印象的だった、ジョージア州アトランタ出身、70's Punkstyle Band、CarbonasのギタリストJesse SmithとドラマーDaveが中心となり結成されたニュー・パワーポップバンド、Gentleman Jesse and His Menの2008年リリースのセイムタイトルのデビューアルバムから4年! 遂に待望の新作『Leaving Atlanta』が登場した!
アルバムタイトルやジャケットのイメージからも伺われるように、従来からのブリティッシュビート風味のパワーポップに、彼らの出身地アトランタに根付くアメリカン・ルーツロックの旨味を加えたサウンドは、さらに多彩な表情を見せている。
CLANDESTINE "CLANDESTINE"(LP)
2012(HOLLY) ¥2500(taxin) POWERPOP of the month
300枚が即完売、廃盤になってしまったCLANDESTINEのファーストアルバムがなんと日本が誇るレコードプレスの雄、東洋化成によるカッティングで今蘇る!限定150枚でLP化(12インチ/ステレオ盤)、これは今後のフィジカルシーンに一つの流れを作る出来事かも。CDを買った人、ファンになってしまった人、これは絶対にアナログ盤というものを感じるチャンスです。なぜなら文章で説明することが陳腐すぎるので。前置き不要と思いつつ、日本のエヴァーグリーンでタイムレスなパワーポップといえばTHE PLAYMATES、そしてその中心人物、いやポップ王国総帥な山本聖氏がSADDLES、Sloppy Joeといったバンドのメンバーと新たに結成したのがこのCLANDESTINE!とにかく1曲目「I'm Sorry」からもーーーーーーーとにかくキャッチーでミラクル&スウィートな60sパワーポップに自分、眩暈がしちゃいます!!ただBeatlesをベースに一発のリフ・フレーズで60sから一気に時代をも超越することのできる稀有なバンド。華麗なる復活作にしてこの疾走感。CLANDESTINE NEVER DIE。発売一週間も経っていないのにまもなく完売というなんたる不便さ、痛快さ。
アカデミー特典として、山本聖による2004年録音の「Feelin' Insane」(未発表)と、アルバムの1曲めを飾る「I'm Sorry」のデモバージョンを収録した、2曲入りCDRアリ。
HALF SPORTS "Slice Of Our City"
2012(DRRIILL) ¥1,700(taxin)
パワーポップ…これほど言葉自体に魅力を感じる音楽のジャンルを他に見ない。なにせ、「パワー」かつ「ポップ」なのだ。ただ反面、これほど便利かつ広域に渡るジャンルも他に知らない。ある人は1980年代前半までの音楽のみを指すであろうし、ある人はWeezer以降の音楽を指す場合もあるであろうし、人と好みによってこれほど幅が広いジャンルも珍しい。
この「HALF SPORTS」の音楽は前述の両極端の間を繋ぐ事の出来る希有な存在であるとともに、それだけではない、彼等にしか鳴らす事の出来ない音楽が詰まっている。個人的には一瞬にして、SUPERCHUNKやFLAMING LIPS、LEMONHEADSやThe PASTELSなどの80年代後半~90年代初頭USインディ~オルタナの香りを今作から嗅いだ様な気がしたのですが、更に聴き込むごとに、楽曲によってそのカラーが細かくバラエティに富んでいてバンド自身の聴いてきた音楽、聴いている音楽、そしてその消化の仕方が実に上手い。各所に散りばめられた鋭角的なスパイスと、耳に残るポップネスのバランスが絶妙で非常に中毒性が高い。気が付くと自然に2周目の再生をしてしまう。パンクをバックボーンに持つ(もしくはパンクそのものが染み付いている)音楽、バンドが紆余曲折して辿り着いて、奏でる音は…いつの時代でも強靭で美しい。
(neon shuffle records NGSM)
THE MAYFLOWERS "Plymouth Rock"
2012(ROOSTER) ¥1,500(taxin)
前作から2年、胸いっぱいのBeatles愛を込めたニューアルバム『Plymouth Rock』を引っさげてあのバンドが帰ってきた。老舗パワーポップレーベルNOTLAMEで高く評価され、世界的なパワーポップフェスIPOへの参加やRubinoosをはじめとするパワーポップのレジェント達の来日公演サポート、Jellyfishトリビュートアルバムの参加で知られるThe Mayflowersが満を持してドロップしたニューアルバム。より深まったBeatles愛に加え、La'sやE.L.O.など幅広いバンドへのオマージュが随所に散りばめられた本作は非常に聴き応えのある内容となっている。アルバムを全体を通して60年代への憧れとも言える温かい音作りがポップマニアとしての心意気を感じさせる。そして本家にも十分認められること間違い無しのBeatlesオマージュのクオリティの高さはオールドパワーポップファンのみならず、2000年代のパワーポップファンにも是非聴いてみて欲しい。2012年4月にはパワーポップのレジェンド、Flashcubesの来日サポートも務める彼ら。アルバムと合わせて彼らのライブにも足を運んで見て欲しい。 <ワタナベオサム>
THE HUMS HUMS "Here Comes Summer"
2011(SELF) ¥525(taxin)
もう冬かってこの時期に「俺たちのサマーは年がら年中だぜ」といわんばかりの超強力デモがリリース~!実は結構前から密かに追いかけていたらV.A『Pop Punk Mania Japan』にも参加しちゃった埼玉のポップパンクバンドThe Hum Humsによる2ndデモCD-R『Here Comes Summer』NEWINN!。なんとアカデミー特典として廃盤となっている1stデモがついてきちゃいます!!QueersやSKIMMERファンが泣いて喜ぶ高速カッティングに、バブルガムな甘いメロディ、ビーチのボーイズも真っ青な必殺サマーコーラスで大爆走。まだまだ荒削りなもののパワーポップ~ポップパンクはもとよりハードコア、メロディックまでも節操なくまとめた豪快さにもビックリ。最後に控えるM-5「Here Comes Summer」は正直”泣き”落としの名曲です!!Sonic Surf CityやBeatnik Termites好きにも大変オススメ!!!
ROCKBOTTOM "Revenge"
2011(TARGET EARTH) ¥2500(taxin) POWERPOP of the month
世界の中心は俺たちが決める!MORE FUN~treeberrys、blockbustersと東京パワーポップシーンのキーマンとして走り続ける稲垣達也率いるROCKBOTTOMが待望のサードアルバムで高らかに宣言した!KISSの楽曲を冠したバンド名、ハードロック~タルを原点にぶっとい音を鳴らすハイエナジーな彼らのロックにいつも若者は拳を突き上げてきた。大合唱必至の名曲「Starfighter」で幕開けた瞬間彼らが言いたいことが何だったのかわかるはず!そう!Thin Lizzyだ(違います笑)目の前に3人のステージが浮かぶほど限りなくライブに近い録音テンションが耳と目、そして右脳を繋ぐ。これが原点だろ?と後期Flamin' Grooviesの代表曲「Shake Some Action」をカバー、そして何より胸を掴まれたのはインディーポップバンドBell and Sebastianにまでも愛される(!)理由もわかるTFCばりの甘酸っぱいパワーポップ曲「Girl In The Past」!熱いメロディーがのった歌心、Rubinoos、20/20、Records, Shoesらとの共演でもわかるようにまさに世界が注目する一枚。
THE MIRWELTS "Go North To Understand "1981"
2011(PRIVATE MAIL) ¥840(taxin)
TEENLINEの頃からポップ狂ぶりを余すことなく発揮するmelime率いるBeatles-queなバブルガムポップバンド、the mirweltsが新進レーベルPRIVATE MAILから待望の3曲収録7'シングル(CD-R付)をリリース!コンピ『Pop Punk Mania Japan』ではValentine(※フリーDL可能『Sweet e.p』にも収録)で「おいおい、どう考えても最強にパワーポップだろ」って楽曲をカマしてしまっている彼ら。正直このmirwelts、メンバーもハイパー。サマーパンク代表格SUNNY BRANCH、そして当ディストロでも大人気のweezie & MoelliesのMissmill嬢やHavenot's、ナポリタンズのメンバーとまぁ間違いない人選・・。コステロ、そしてHolliesからRembrandts、TFCまで感じさせる(これなかなかいないんです、日本では)弾けるような曲に心奪われる!!なんとアカデミー特典にレア音源『Bitter e.p.』収録のカセットテープ(!)いただきました!スゴイ!
CLANDESTINE "Hold on Tight / かなしい噂"
2011(HOLLY) ¥1000(taxin) POWERPOP of the month
【10/28発売、売り切れ必死の先行予約スタート!!!】アカデミーで超ロングヒットをかましているデビュー盤『From The Album Of The Same Name』に続いて早くもCLANDESTINEから届けられたニュー音源は、なんとバンド初の完全モノラル盤300枚限定7インチ・シングル!というまさに山本聖といったエヴァーグリーンなショートチューン、「Hold on Tight」、そしてMVがプレミア公開中の日本語詞曲「悲しいうわさ」、この充実ぶりはいったい何なのでしょう!!!なんと本シングル、アナログプレス工場の見学がしたかったために実現したなんていう噂も・・・いやいや、これはまさにバンドのテンションが最高潮の証。アカデミー総力を挙げての支持!!なんとアカデミー特典としてSERGERAM(!)そしてTHE PLAYMATES(!!!)のデモを2曲収録した激レアCD-R付(これは両バンドのファンなら涙無しではなたれないはず)
CLANDESTINE "From The Album Of The Same Name"
2011(HOLLY) ¥1995(taxin) POWERPOP of the month
限定300枚生産なのに覚悟の大量入荷!日本のエヴァーグリーンでタイムレスなパワーポップといえばTHE PLAYMATESを置いて他にはないわけで!!その中心人物、いやポップ王国総帥な山本聖氏がSADDLES、Sloppy Joeといったバンドのメンバーと新たに結成したのがこのCLANDESTINE!!前置き、いらないや!とにかく1曲目「I'm Sorry」。もーーーーーーーとにかくキャッチーでミラクル&スウィートな60sパワーポップに自分、眩暈がするッス!!Beatlesをベースに一発のリフ・フレーズで時代を超越することのできる稀有なバンド。そして、復活作にしてこの疾走感ってどうよ!痛快すぎ、そしてこれが300枚しか出ていないなんて意味がわからなすぎますよ!!ここでの公開前(会員先行販売)でかなり売れてしまったわけですが・・・昨日、もう在庫がほぼ終了とのアナウンスをライブでしていました。
特典としてハンドメイド7インチ仕様スリーブつき8cmCD-R(弾き語り新曲2曲カバー2曲:計4曲収録)付!これが明らかに手が込んでて・・・レーベル様ご好意に感謝!!
SUNBEAMS "One By One"
2010(SELF) ¥500(taxin)
OK!POWERPOPに泣きメロ&シンセ爆発のキラー・パワーポップ・チューン「Dawning」で参加。そこからずっと全国に<他の音源が欲しい>という声がありながら・・・ハイ、お待たせしました、昨年リリースの4曲入EP(CD-R)入荷です(苦笑)。なんと前作から3年ぶりのオフィシャル音源ということになります。ちょっぴりサーフな疾走感はポップパンクとロックンロールから。抜けのいい日本語詞の歌はパワーポップ大好きとつぶやくAsian Kung-Fu Generationにまさにその部分を補完したような。海外コンピへの参加、洋パワーポップバンドのサポートなども積極的で掲げるテーマ「日本語による日本人のためだけではないポップバンド」はまさにズバリ。アコースティック・セットでの活動などとリンクした曲は彼らのネクストを感じさせる。RENTALS好きにはたまらない鉄板女子コーラスや、WideShowPersonalitiesやJENIFFERがドツボだったとしたら間違いなし!!