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The Mayflowers "Ship of Theseus”

2013 (ROOSTER)

メロディ+ハーモニー+ロックンロール=???
この公式、正解はここにあります!
日本国内のみならず、世界中のパワーポップ・ファンやミュージシャン待望7枚目のアルバムは、作曲・作詞・演奏・録音・編集を里山氏1人で完結したという(アルバム・タイトルからも想起させますね)、まさにポップ職人の技とこだわりと音楽への愛情とリスペクトの結晶!ブリティッシュロックのスピリッツを継承した21世紀型パワーポップ!

バンドのテーマ的なマーチで素敵なショウの幕が開き、君の中のパワーポップが行進を始めたら、歩みを止めずに乗り込もうよテセウスの舟に。
さぁ準備はいいかい?と言わんばかりのハード・ドライヴィン・ギター炸裂の「Detroit Highway」。
きらびやかで印象的なキーボードが鳴るイントロから、このベースライン!これぞまさに王道「Flying Birds」。
「Continental Grip」のレゲエのリズムに里山氏のチャレンジ精神を感じたあとは、僕のフェイバリット「Love Potion #5」。
もう何回リピートしたことか…甘酸っぱいメロディーと12弦の音色…これに胸がときめかない人とは多分僕、5分と一緒にいられません。
THE BEATLES中期を感じさせる逆回転使いがたまらないサイケ風味の「Inside Outside」。
直球パワーポップ「Take Me Back」から、マーチのRepriseで幕を閉じるコンセプチュアルな作りにも往年の名盤テイストを感じます。
アルバム随所に仕掛けられたマニア心をくすぐるオマージュ的なフレーズにも、ついついニヤけてしまうこと間違いなし!
<モーリス@BOYS ON THE BEACH>



Detroit Highway

Flying Birds


<トラックリスト>
1. March Of The Mayflowers
2. Detroit Highway
3. Flying Birds
4. That’d Be Nice
5. Continental Grip
6. Love Potion #5
7. Inside Outside
8. Take Me Back
9. March Of The Mayflowers (Reprise)

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