Jamie Woolford "A Framed Life In Charming Light"
2013 (GET WELL)
The Stereo、Let GoのJamie Woolfordがソロ作品で満を持してシーンにカムバック!!
Jimmy Eat Worldを始めfun.ら輩出しロックバンドをビルボードに送り出す超優良インディーレーベル、Fueld By Ramen。レーベル初期にリリースされたThe Stereoの『Three Hundred』は、そんなfun.やFall Out Boy、The Academy isなどエモロックバンドに大きな影響を与えている。Animal Chinというスカ・パンクバンドをやっていたJamieとThe ImpossiblesのRory PhillipsによってThe Stereoは結成。RoryはWeezer好きな影響を少なからずバンドにアウトプットしていたが、The StereoはJamieが全開で同じ趣味を披露したバンドと言えなくもない。
本作を聴けば、Jamieが『Three Hundred』の制作をほぼ担当していたのがよくわかる。事実、彼はインタビューなどでも音楽のイロハ、レコーディング技術など全てそこで学んだと言っているし、彼は優れたヴォーカリストとしてだけでなくエンジニアとしても才能を発揮しているのだ。
壮大なピアノポップでQueenからFall Out Boyまで飲込みそうなM-1「Safe, Warm & Boring」からパンキッシュなナンバーでJEWの名曲「Bleed American」を連想させる「No Contact」。もうこうなってくると、これら有名になったバンドたちの音は全てJamieの影響だったのでは?なんて思ってしまいそうだ。バラード「Miracle Mile」、表題曲「A Framed Life In Charming Light?」Weezer後のエモ時代を駆け抜けた彼ならではのパワーポップがここにはある。
Fueld By Ramenの設立15周年を記念してThe Stereoが再結成されたそうだが、望まれるAnimal Chinの再結成と共に熱心に何かをやろうとは思っていないとのこと。そりゃそうだ。ティーンでやっていたAnimal Chinはともかく、Jamie Woolfordこそがファンが求める音を鳴らしていくはずなのだから。
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