The Joy of Painting “Tender Age”
Elvis CostelloとWeezer、それにButch Walkerからの影響を公言する彼ら。キャッチーでありながらも一癖あるメロディや、ガレージをベースとした軽快なビート、それにシンセ/キーボードのアクセントが効いたサウンド。しっかりとリスナーをダンスさせるグルーヴを持ったロックンロールのシンプルなサウンドと、飄々としたジャングリーなヴォーカルが絡み合い、例えるならガレージロック版Vampire Weekendと言ったところ。
分厚くダンサブルなビートとフックの効いたヴォーカルがThe StrokesミーツElvis Costello的な「Dontchu Wanna」、一転してエレピが優しくアーバンに響くスロー・ナンバー「Tender Age」、ホーンをフィーチャーし、Vampire Weekendバリの爽快なジャングリービートを聴かせる「Good Mood」など、曲の振れ幅もなかなか広い。その多彩なフックを持った歌メロと完成度が高く幅広いサウンドアレンジは、本人たちが標榜するとおり、“ガレージ・ポップ”と呼ぶにふさわしいだろう。
<トラックリスト>
1. High Definitions
2. Dontchu Wanna
3. Back to Romance
4. Ghost
5. I'm Reelin'
6. Good Mood
7. I Didn't Think