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Son of skooshny

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SON OF SKOOSHNY "Lovers Leap of Faith"

2010(SELF) ¥1,470(taxin)

70年代の活動がBOMPのGreg Shawを中心としたポップ識者たちに再評価されたカルト・サイケデリック・ポップバンド、Skooshny。Son Of SkooshnyはSkooshnyの創設者Mark Breyerがパワーポップをベースに活躍するミュージシャン、Bruce Wagner、David Winogrondによって2010年新たに産声を上げたスピンオフ・プロジェクト。
本アルバムは純粋な意味でファースト・アルバムではなくあくまで書きためた曲や録音物のコンピレ—ション的位置づけらしいがが、それでもそのフックやメロディーの力に疑いはない。オルタナティヴ・フォークとメンバーが口を揃える「Another Time」はまさに壁のように厚いギターサウンドがグイグイとひっぱるエーストラック。UKでの再評価の流れも汲みながらやはりTom Pettyへの憧れは隠せない「Candy Air」、イントロですでに涙腺が決壊してしまいそうな「Spine」など目新しさはないが良曲揃い。ラストを飾る美しい名曲「How Does It End? 」はR.E.Mを思い起こさせるベストトラックだ。

4曲のEPを出して解散、20年後に再評価の流れを得たSkooshny。その子供には、正当な評価が早めに与えられるよう祈りたい。

1.What Hath God Wrought? 00:05
2.Another Time 03:20
3.Candy Air 04:23
4.Bare Bones 03:09
5.The Right Idea 02:37
6.Spine 04:14
7.You Can't Love Me 04:54
8.Science Changes Everyone 03:09
9.Good Morning, Gail Warning 02:27
10.Kate's Green Phone 03:56
11.Love's Not Impossible 02:47
12.How Does It End? 03:13