JOSH FLAGG "Devastate me"
2012(SELF) ¥1,260(taxin)
「The PosiesとFoo Fighters、Elvis Costelloが出会った」と自ら称しているようにポップとハードの両パートをエモーショナルに吐き出す期待の新人インディーロッカー、Josh Flagg。聞けば13歳でハードコアバンドOrange 9mmの洗礼を受け、Big StarやCheap Trickでパワーポップに目覚めたという。彼は「ソロの形態をとっているからといって演説したいわけでも、二時間半もダラダラと演奏したいわけじゃないんだ。俺はバンドが大好きで、30分で見てる人を全員ノックアウトできるようなライブがしたいだけなんだよ」と語り、それはM1「Seeing Red」やM4「Davasted Me」のロックンロール・スピリットにのっとった爆発的バンドサウンドから知ることができる。ちなみにベストトラックは「256」。スケール感にはパワーポップの枠を超えた、ビッグヒットの可能性すら感じる。
ちなみにJosh Flaggは作家であり、不動産ブローカーであり、博愛主義者であり、そして米有名テレビ局BRAVOの人気リアリティー番組「ミリオンダラーリスティング」に出演するタレントとしても有名。ロサンゼルスの実業家の家に生まれた彼は、家業のビジネスでも大きく成功し、音楽ビジネス、さらにはアーティストとしてまでもその才能を開花させてしまった。ボンボンの趣味?いやそんなレベルを遥かに超えていることは再生ボタンを押して2秒後にはお分かりいただけるだろう。まぎれもなく本物、極上のポップソングがあなたの脳内を占拠することは間違いない。
さらにビジュアルもイケメンときているから手に負えない。天から二物も三物も授かってしまった男の1stアルバム、マストチェックである。
プロデューサーには、SuperdragやStellastarr*、Hedwig & The Angry Inch、Soundtrackなどを手掛ける大物Tim O’Heirを起用。
Tracklisting:
01. Seeing Red
02. Bring Me Back To Life
03. Better Off Alone
04. Devastate Me (FREE SINGLE)
05. 256
06. Lullaby
07. Fair Is Foul
08. Come Back To Me
09. Don't Wake Me
10. Whatever Turns You On
11. Nothing Lasts